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GOナビを作るときに大切にしていること

GOナビは、ポケモンGOのバトルを長く遊んできた運営者が、自分でも毎日使うために作っているツール集です。画面の見せ方、計算の正確さ、ツールが答えを押しつけないことなど、作るうえで決めている考え方をまとめます。

「読めばわかる」ではなく「ぱっと見でわかる」

ツールの画面は、説明を読めば分かるだけでは足りないと考えています。目指しているのは、開いた瞬間に何が起きているか分かることです。

判断の基準にしているのは、「ポケモンGOのバトルをたくさん行い、ポケモンの強さについて分析してきた運営者自身が、ひと目で分からないなら、ほかの人にもわかりやすく伝えられない」ということです。意味を理解しているのに頭に入ってこない画面は、作り直します。

そのために、説明の文章を足すのは最後の手段にしています。先に、文字の量・色・大きさ・余白・言葉の選び方で伝わらないかを考えます。数字を並べるより状況を言葉にする、情報を足すより削って大事なものを目立たせる、などを主な順番にしています。画面の中には結論に重きを置き、仕組みや前提の説明は各ツールの「使い方」とこの読み物にまとめています。

計算が正確であることの大切さ

見やすさと同じくらい、シミュレーターとしての正確さを大切にしています。どれだけ見やすくても、数字が実際のゲームと合わなければ価値が大きく落ちてしまうからです。

  • システムやゲームの仕様について調査し、いつの情報かを確かめ、不確かなことなどは実際のバトルの画面やダメージの数字と照らし合わせも行いながらシミュレーターなどへ反映しています
  • 1つの例に合うだけでは決めない。1つの観測に合う式はいくつもあるので、条件の違う複数の例で確かめます
  • 確定していないこと、確かめきれていない値は「暫定」「調査中」と書くように心がけています

たとえばレイドボスの攻撃のタイミング、トレーナーバトルにおけるターンの消費や進行、他のバトルとは異なるマックスバトルにおける仕様など、しっかり調査した上で検証もしつつ正確な答えになるよう各ツールへ反映させています。

取りこぼしを出さない

個体値チェッカーのように、表示どおりに強化・進化させる人がいるツールでは、「表示どおりにしたのにCPが違った」ということが、使う人にとっていちばん困るためミスのないように努めています。

データを作るときも同じで、同じ行が1つ余分に並ぶことより、ポケモンを1匹取りこぼすことのほうがずっと悪いと考えています。種族値がまったく同じポケモンは意外と多く、地方のすがたなどを「重複」と見なして落としてしまう危険があるので、判定はあえて慎重にしています。

正解の型を押しつけない

GOバトルリーグには、決まった正解の型はありません。序盤に強い、終盤に強いポケモンでそろえる、バランスよく組む、あえて偏りのあるポケモンで揃えて戦術を重視する、などどれも立派な戦い方です。

そのため、パーティ診断などの分析の機能は、「こうすべき」ではなく「いまこうなっている」を映すように作っています。「かたよっています」「バランスを取りましょう」のような良し悪しの言葉は使いません。候補を出す機能も、足りないものを埋める形にはせず、どちらの方向にも探せるようにしています。

例外は、3匹とも勝てない相手(穴)です。これは好みではなく事実として不利なので、数を出し、入れ替えの候補につなげています。

環境の外のポケモンも探せるように

あまり使われていないポケモンで勝つことにも、GOバトルリーグの楽しさがあります。そのため、対策を探す機能やパーティの入れ替え候補は、環境の上位に限らず全ポケモンから探せるようにしています。「環境で使われていないから」は、候補から外す理由にしていません。

「練習になる」こと

シミュレーターは、実際に戦わなくても結果が分かる道具です。それに加えて、実戦の練習になることも大切にしています。

GBLシミュレーターの模擬戦では、SPアタックを撃つタイミングも、シールドを使うかどうかも、交代も、自分で選びながら3対3で戦えます。相手のSPアタックに合わせて交代する「交代受け」は、自動にせず、画面の交代ボタンを自分で押して狙う形にしています。実戦で必要なのは、そのタイミングを自分で見極める感覚だからです。

相手のコンピュータも、例えば実際の対戦でよく言われる考え方(有利な対面を取り続ける、ノーマルアタックだけで倒せる相手にSPアタックを撃たない、など)に沿って動くように作っています。

模擬戦ではターンシステムの流れを確認しながら実戦のようにバトルをシミュレーションできるため、GBLでとくに難しいとされる「ターン進行の理解」「交代受け」などを攻略するために活用していただけたらと思います。

みんなのポケモンの強さ

そしてレイドバトルの火力を測る上で、ポケモンGOでレイドバトルが実装された頃からずっと願っていた「自分のこの強化段階ならどのくらいの火力を出せるんだろう?」というトレーナーの迷いや疑問を当ツールを活用することで一目でわかるように制作できたことも非常に喜ばしい点の一つで、いままではランキングなどで火力や強さを伝えてもトレーナーによって異なる「強化段階による強さ」をあまり伝えられなかったことが、ずっと悔しい気持ちを抱える原因となっていました。その念願の機能を実装させられたのは自分ごとではありますが本当に嬉しいことです。これを機に、皆さんの手持ちのポケモンの火力がどれくらいなのか?を測ってレイドボスの対策をしたり、さらに強化するかどうかなどの判断材料にしていただけると幸いです。

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