順位は「4096通り」の中の位置
ポケモンGOの個体値は、攻撃・防御・HPがそれぞれ0〜15の16段階です。組み合わせは16×16×16=4096通りあり、「順位」はこの4096通りを並べたときの位置を指します。
並べる基準はリーグによって違います。CP上限があるリーグ(リトル・スーパー・ハイパー)では、CP上限に収まる範囲でいちばん高いPLまで強化したときの実数値(攻撃×防御×HP)が大きい順です。この値を10で割ってまとめたものが「SCP」と呼ばれる数字で、GOナビの個体値チェッカーもSCPの高い順に並べています。同じSCPになる個体は同じ順位です。
なぜ100%が1位にならないのか
CPの計算では、攻撃の実数値がそのまま掛かるのに対して、防御とHPは平方根で掛かります。つまりCPは攻撃を重く数えるため、攻撃の個体値が高いほど、同じPLでもCPが早く上限に届いてしまいます。
裏を返すと、攻撃の個体値が低い個体は、CP上限のぎりぎりまでPLを高くできます。PLが上がれば攻撃・防御・HPの実数値がそろって上がるので、結果として「攻撃0・防御15・HP15」のような個体が、攻撃15の個体より実数値の積で上回ることが起きます。
実例として、スーパーリーグのマリルリは次の個体が1位です。
- 個体値
- 攻撃0/防御15/HP15
- PL
- 45.5
- CP
- 1499
- SCP
- 1818
攻撃が0なのに1位、という並びはこのしくみから来ています。100%(15/15/15)の個体は、CP上限のあるリーグでは上位になりにくい、というのが一般的な傾向です。
マスターリーグでは100%が1位
マスターリーグにはCP上限がないので、全員が同じPL上限まで強化できます。その場合は個体値が高いほど実数値も高いので、15/15/15が1位です。同じSCPになる個体は同順位なので、たとえばグラードンでは15/15/15と15/15/14がどちらも1位(SCP4326)、次が3位になります。
ただし、マスターリーグでは「攻撃の実数値の高さ」が別の意味を持ちます。両者が同じターンにSPアタックを撃ったとき、攻撃の実数値が高い側が先に当たるためです。個体値チェッカーの「攻撃優先」の並びは、この用途のために攻撃個体値の高い順で並べ直したものです。
順位には「PL上限」の前提がある
同じ個体でも、どこまで強化するかで順位は変わります。ふつうの上限はPL50で、相棒にすると51まで上げられます。PL40より上の強化にはアメXLが必要なので、アメXLを使わない前提(PL40まで、相棒で41まで)で順位を見たい場合もあります。
GOナビの個体値チェッカーは、PL上限を40(アメXLなし)・41・50・51から選べます。メガシンカできるポケモンは、メガレベル最大でさらに52・53まで選べます。順位を人と比べるときは、同じPL上限の前提かどうかを先に確かめると食い違いが減ります。
入手方法によって「ありえない個体値」がある
個体値の下限は入手方法で決まっています。下限より低い個体値は存在しないので、順位を見るときも、その入手方法で出る範囲の中で数えるのが実態に合います。
- 野生
- 0以上
- 交換
- 友達1・仲良し2・親友3・大親友5以上
- シャドウレイド
- 6以上
- レイド・ふか・リワード
- 10以上
幻のポケモンやジガルデのように交換できないポケモンは、レイドやリサーチでしか手に入らないので最低が10になります。そのため、スーパーリーグのCP上限に収まる個体がそもそも存在しないポケモンもあります。
ツールで調べる
- 個体値チェッカー──個体値を入れると、リトル・スーパー・ハイパー・マスターの順位を同時に表示します。CPから個体値の組み合わせを逆引きしたり、進化前のCPを出したりもできます。
- GBLブレイクポイント──順位が近い個体どうしで、ノーマルアタックのダメージが変わる境目を調べられます。
- GBLシミュレーター──1位の個体を自動で使って、相手との対面を1ターンずつ再現します。
2026年9月時点の仕様にもとづいています。